富士宮支部7月の例会は、「年中夢求〜世界一の豚博士が夢見る50年先の未来への挑戦〜」ということで、富士農場サービス 代表理事 桑原康氏の報告を聞かせていただきました。
理念は、消費者に喜ばれる豚を作るということで、豚への愛、仕事への情熱がとても感じられるお話でした。
自分自身、豚のおいしさは、飼料や水や飼育環境で決まるものだと思ってましたが、なんと50%は原種で決まるということを知り驚きました。話を聞くまでは、人工授精サービス業についてピンとこなかったのですが、それがいかに重要な事なのか改めて知るとともに、凄い仕事をされている方がこの街にいるんだなと思いました。
これから豚を食べるときには、どのような豚なのか気をつけてみてみます。
豚熱や豚コレラに左右されてしまう経営の御苦労のお話がありましたが、ずっとそういったものとの戦いがあるということで、今のコロナ渦にお話をきいたので、その大変さがより感じられました。また、マイクロ豚の開発による医療貢献もされているということで、幅広い分野にまで御自身の仕事が関わっているといことは本当に凄い事だと実感しました。
今回会場である志ほ川バイパス店さんでは、地下にもネットを引き、サテライト会場も設営しました。
コロナ禍の中、適度に距離を保ちながら多くの方に参加できるような環境づくりも引き続き行っていきます。
報告:Eグループ 渡辺陽介