テーマ『温故知新』
〜過去を見直し未来を見つめ〜

 我々中小企業家同友会富士宮支部はますます厳しくなる経営環境の中、変化に対応し、維持発展してゆくヒントが得られる例会を目指し、出来るだけ具体的な内容を心がけます。

 中小企業憲章の策定を推進する活動の中で、地域社会に対する責任を改めて痛感し、中小企業の存在意義を唱える活動をこれからも勧めていかなければなりません。中小企業憲章についての勉強はまだまだ不足しています。今年も多くに時間を割き中小企業憲章制定について学ばなければなりません。憲章策定は会員企業に全く無縁なものではありません。憲章を理解し勉強することによって多くの学ぶべきものが見出されていきます。

 温故知新「昔のことを良く知り、そこから新しい知識や道理を得ること」は昔を懐かしがっているだけではないのです。急激な社会経済状況の変化の中でも富士宮支部会員一人一人のことをより理解し分かり合うことでその人の考え方を理解したり知識の交流によって自分自身の問題解決の手がかりとなったり、経営革新に踏み出すことも可能となるものと考えます。

 まずはよく相手のことを知りましょう。多くの討論を重ねましょう。お互いを知ればより多くの得るものが見出せます。具体的な支部活動としまして、根幹を活発なグループ会の開催としてすえていきたいと思います。各会員がいつでもお互いを理解し相談し合えるような仲間作りから、練った企画による支部例会を開催し活発な支部活動を目指します。

22年度 静岡県中小企業家同友会 富士宮支部
支部長:簑 威頼(有限会社朝霧牧場 代表取締役)