平成26年度 総論・活動方針
テーマ『一球入魂』
〜 会員一人一人の、生きざまを学ぶ会を 〜
平成26年度の戦後最悪と言われるほど冷え込んだ日中関係は、改善するのだろうか。それとも、このまま続くのだろうか。また、TPPラウンドも当初はアメリカ主導で年内合意が目指されていたが、複雑な利害がからみあい調整は難航しております。
これからのアベノミクスはどうなるのか。焦点は2つ。1つは14年4月から税率が5%から8%に引き上げられた消費増税の影響です。政府は増税による景気への悪影響を緩和するために、5.4兆円規模の13年度補正予算を組みました。さらに、企業業績の回復が、賃金の上昇となってどこまで広がるかも、カギを握っています。もう1つは成長戦略の行方です。目玉と期待された法人税率の引き下げは先送りとなりました。成長戦略については、その内容、実行力ともに、依然として市場は確信を持てないでいます。新年度はアベノミクスにとって、正念場の年度となります。
こういった予測の中で、地域経済を支えている我々同友会のメンバーは、その重要な役割を担うと共に、成長する企業集団を目指していく必要があります。
そのためには、富士宮支部設立30年の歴史を受け継ぎながら、更に大切なものを積み上げていかなければなりません。本音で語り合い切磋琢磨して、これからも同じ地域に暮らしていく経営者同士として、より深い交流と成長が必要となっていくものだと思います。
26年度 静岡県中小企業家同友会 富士宮支部
支部長:宇佐美 健介(有限会社エージェントうさみ朝霧牧場 代表取締役)