■第四講 10/28(火)
「市場経済と法文化 ―中国とロシアの場合」
☆静岡大学・法科大学院 大江泰一郎教授

ソ連邦の崩壊から経済的にはどん底に落ち込んだロシア、プーチン政権の改革路線の効果と原油の値上がりによる輸出の増大により急成長を果たしているロシア、巨大石油企業、外資会社に対する不明瞭な追徴税に見られるよう国家管理を図ろうとしている側面もみられる。ロシアの戦略を中国との対比のなかから検討する。