静岡県中小企業家同友会富士宮支部は、1982年に設立され、2022年に設立40周年を迎えました。2025年度170名を超える会員を擁し、良い会社、良い経営者、良い経営環境を作るために会員同士が学び合い切磋琢磨している業種や世代を超えた組織です。
県内や全国各地の同友会の各支部と同様の活動もありますが、富士宮独自で合同入社式や経営指針を学ぶ会を運営したりなど、特色ある活動をしているのも特徴です。
「支部会員によるわが経営を語る」や、時には他支部からゲストをお迎えして講師をお願いし、様々な視点、テーマで学びを深めます。
また、年に2回は、新会員さん出番ですよ、と題し、それぞれ3人ずつ、合計6人の新入会員さんに自己紹介、会社の近況や経営課題などを話していただきます。お互いの人となりをよく知り合うきっかけにもなるのはもちろんですが、発表することにより、発表者が自分自身と向き合う良いきっかけになるのです。
そして、同友会は、一般のビジネス的なセミナー等でありがちな「聞きっぱなし」ということがあまりありません。発表や講演が終わった後は、テーブルごとに別れて「バズセッション」を設け、発表がどうであったか感想を述べたり、それぞれの会社での事例を紹介しあったりして、学びをさらにもう一段階深めます。
バズセッションを円滑に進めるために、各テーブルごとにテーブル長を設けて、バズセッションを円滑かつ、テーマに沿って行えるようコーディネートします。
そして、その中から出てきた疑問や質問を再度講師・発表者に投げかけ、回答を頂きます。そして、総括として、出席者から2名発表を頂いて、例会の次第を終えます。
同友会の例会は、聞く力だけではなく、話す力、意見を導く力、まとめる力、人前でさらに発表する力、総括する力など、あらゆる経営者の資質につながるトレーニングが出来る場なのです。
この各グループは、原則月に一回「グループ会」を開催し、例会のミニ版ともいえるグループでの発表を行ったり、メンバーの企業訪問研修会を行ったり、時には懇親会を行ったりなど、それぞれ特色あるグループ運営を行っています。合同でグループ会を行うこともあります。
また、例会や、各地区での同友会行事での発表者、講師に選ばれた方の「練習」として、グループ会を活用するケースもあります。
青年ならではの発想力、行動力で、独自の勉強会を行ったり各種懇親会企画などを運営します。
2016年には、静岡県中小企業同友会の全体の「青年部」も設立され、富士宮の青懇も参画して、各支部の青年部とも交流をはかっています。
良い会社、良い経営者、良い経営環境とは何か。そして経営指針、経営理念、経営計画を持って、いかにそれを社員と共有し、生かしていくのか。
自分の存在意義、会社の存在意義を問いながら、どのような会社であり、どのような会社を目指すのか、成分化、明文化していきます。
県同友会が主催する経営指針・経営理念の会もありますが、それとは別に富士宮支部独自で発展させているものです。
静岡県内、また、全国から集まる会員は、私たち同様に大きな悩みや課題を持つ中で、何とか前進しようと奮闘する人たちです。バズや交流を通じ、共感、叱責、激励し合える素晴らしい仲間もできます。「変わりたい人」、是非、一緒に参加しましょう。
そこで、富士宮支部では、この入社式を会員企業が合同で実施しており、新入社員を迎えるお祝い、そして激励ができる素晴らしい場を創出しています。
先輩経営者の講演、新入社員代表あいさつ、昨年入社した先輩社員の挨拶、食事会等を通じて学びや交流を図っていきます。
同友会も同じで、「会員は辞書の一ページ」という言葉通り、真剣な経営者が一人でも多く参画することで、例会や勉強会、交流会を通じてシナジー効果を生み、多くの学びやヒントを生み出します。
同友会の三つの目的である、「よい経営者になろう」「よい会社をつくろう」「よい経営環境をつくろう」は普遍的なものであり、会員のコツコツと積み重ねる努力による理念の訴求こそが、他の会には絶対にない同友会の素晴らしさに繋がります。
ただ、そうはいっても、年を経ることに、体調面、メンタル面共に、青壮年期ほどに積極的に参加できないようなケースが出てしまう事は人として致し方ない事実です。
しかし、そうした先輩経営者こそ、多くの経験に裏打ちされたエピソードを多く持っています。富士宮支部シニアの会では、先輩経営者にお声掛けをして、定期不定期に開催し、懇親会であったり、勉強会、企業訪問会など様々な企画を行っています。
世代を超えた会員間の交流を促進する他、先輩経営者同志も、卒業はしていないけれど、同窓会のようなアットホームな雰囲気の中で旧交を温める機会にもなっています。